皇居へ行って参りました
朝6時39分、地震がありました。ゆらゆらと揺れはおとなしいけれど、けっこう長く続きました。大きな地震があったとき、自分が、家族が、親戚が、友人が、とにかく知り合いのすべてが、どこにいるかというのは、もっとも気になる点です。
高層ビルの最上階か、地下鉄の電車のなかか、山間で停車した新幹線の車中か、それとも高速自動車道の上か。
いま、こうして自宅にいるというのは、大災害の到来を予想するとき、もっとも安心できる居場所であり、一つの気休めにはなります。
テレビをつけると、NHKは過剰なほどに情報を伝えています。津波警報が出ている。TUNAMIというのは、いまや国際語になっています。
今日は、紀宮さまのご結婚の日です。久々の皇室の慶事というのに、これはたいへんだ。昨年11月、ご婚約内定の発表が新潟県中越地震で延期になったのを思い出しました。まもなく津波警報が解除されたというニュースが流れ、ほっとしました。
通勤電車に乗ったら、真向かいに座っている七十代の男性が雑誌を読んでいました。誌名はわかりません。残念ながら『正論』でないのは、すぐにわかりました。
電車のなかで『正論』に出会ったのはまだ1回しかありません。感謝感激ですよね。さりげなくその人の隣に座りました。五十代の男性でしたが、ぱらぱらとページをめくっていきます。当時、私は毎号、編集長インタビューを掲載していました。その人がそのページのところもめくっています。
声をかけたくなるところですが、それはすべきじゃないですよね。声をかけたとしましよう、「あのう、その記事のインタビュアーは私ですけれど」と。そのとき、こういわれたら、どうします?
「それがどうしたの。邪魔しないでよ」
例の通勤電車で読んでいる『カラマーゾフの兄弟』は下巻の「イワンの悪夢」にさしかかっています。ここも重要な箇所ですね。皆さん、「大審問官」だけを話題にしますが、ポイント箇所はあちらこちらにあるのです。
「奇遇です。編集長と今全く同じ本を読んでいます。疲れてる時は読むのが辛いですが」(11月11日、はち)と返事を下さった方、ぜひ、完読して下さい。お互いに頑張りましょう。
「『カラマーゾフの兄弟』を読み終えたら、次は『白痴』を読もうかなあ」というはちさん、私も次はそれにしましょう。じつは、『白痴』はウチの販売部長の愛読書です。昼食時、『白痴』の話がでるたびに、劣等感を感じていたのです。
ボールペンを片手に熱心に傍線をつけながら雑誌を読んでいた人が降りる準備をしたので、雑誌の表紙が見えました。う~ん、岩波書店の『世界』でした。あれはいつだったか、都庁で石原慎太郎知事にインタビューし、そのあと雑談になったときでした。どういう話題であったのか、私が『世界』の名を出したとき、「『世界』って、まだ出ているの?」と石原さんがいったものでした。
さきほど、皇居へ行って参りました。なんていうと、いかにも、なにかありそうな、もったいぶった言い方ですけれど、昼時、紀宮さまと黒田慶樹さんのご結婚を祝う一般記帳に行ってきたのです。おめでとうございました。
皇居前広場、出入り口となった坂下門、宮内庁の庁舎前に設けられた記帳所などをカメラにおさめてきましたので、ご覧下さい。
皇居前広場で荷物などをチェックします
出入り口である坂下門へ向かいます
宮内庁の庁舎前で記帳します
11月 15, 2005 B 大島月刊編集長のひとことメモ | Permalink
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» 同じさだまさしファンとして、紀宮内親王殿下のお祝い申し上げます。 トラックバック 桜日和
紀宮さまご結婚 黒田慶樹さんと いろいろ事件が起きているようですが、今日はこの話題でしょう。最近の皇室関係ではおめでたい話はあまり聞かれなかったこともあって、今回の件はまことに「慶賀慶賀」と思う次第です。 今朝も例によって例の如くさーやの法則が発動していた..... 続きを読む
受信: 2005/11/15 18:49:46
» 正論を通勤電車で読む会! トラックバック はちのなわばり
いわゆるオピニオン雑誌とでもいうのかな?ワタシなんかの世代は
まず本屋さんでも手にとらないだろうな、と思われるような雑誌・・
例えば『文藝春秋』とか『中央公論』とか『諸君!』などのお堅い風雑誌の
ひとつです、この『正論』は。
『正論』編集長のブログ、ネット版産経新聞ニュースを見ていて知りました。
なんていうか、まだ不慣れな感じがとてもいい!!と思っていたんですが
先日『カラマーゾフの兄弟を今読んでいます』という記事に思わず『奇遇です、今
ワタシも通勤電車で全く同じ本を読んでいま..... 続きを読む
受信: 2005/11/16 16:46:10


コメント
投稿: 佐倉純 | 2005/11/15 18:48:55
初めて書き込みいたします。
私めはいつも、通勤電車の中で「正論」拝読させていただいています。熟読すると2週間ほどかかるので、月の前半は「正論」ですごすことができます。
ちなみに私も他の読者に電車の中で遭遇したことはございません(笑)
投稿: 小泉純一郎 | 2005/11/15 19:18:16
黒田慶樹様、黒田清子様ならびにご両家の皆々様。 ご結婚おめでとうございます。
慶賀なるこの日。謹んでお祝い申し上げます。
投稿: stop_jap | 2005/11/15 20:44:13
サーヤ様ご結婚おめでとうございます。
電車の中で正論を読んだことはないけど、声を掛けられたら嬉しいですよ。私は。(人それぞれでしょうね。)
以前、バーで携帯を弄っていたら、たまたま開発者の1人がたまたま居合わせたようで、声を掛けられました。
その人が「その携帯、僕が作ったんです!」とうれしそうに言うから、その携帯を選んで使っている私も、なんだか嬉しくなりました。
投稿: はち | 2005/11/15 22:05:00
編集長さま、こんばんは!今日は紀宮さまのご結婚の日、国民の一人として大変嬉しく思っております。
カラマーゾフの兄弟の件で私の名前を記事に書いて頂き大変嬉しく思います!!感激しています。今日も帰りの電車の中で読んでいました。まだ上巻の半分くらいです・・
頑張って早く読みます!そして白痴も絶対に買います♪一冊の本で繋がっているという事が本当に嬉しいです。
正論を通勤電車で読む会、作りましょう♪
私なら話しかけられたら驚くとは思いますが
嬉しいだろうなあ・・また来ますね。
投稿: milesta | 2005/11/16 18:36:23
「今日の覚書、集めてみました」というブログで、このご結婚に関するThe Independent紙の記事が紹介されていました。
http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/2eac9972a539301ce14c6018bbbbcbbf
大変失礼な記事なので怒り心頭し、ちょっと頭を冷やそうとここに来たら、さすが癒し系(笑)ブログ、落ち着きますね~。特に皇居の写真は心が洗われます。
投稿: こ~ちん♂ | 2005/11/17 16:50:07
TUMAMIってお酒の?
(編集部より)
ご指摘ありがとうございました。ただいま直しました。